無垢の床のリフォーム実例レポート!
こんにちは、中島工務店がリフォーム・リノベーションのヒントをお話しするこのブログ。
今回のテーマは「無垢の床のサンダー掛け+塗装」です。
中島工務店の家は無垢の木が特徴。
床も東濃ひのきや長良すぎの無垢フローリングをオススメしています。
無垢の床は年月とともに飴色に変わっていく姿が「経年美」として好まれていますが、キズや日焼けの状態によっては「いったんキレイにしたい」と思われるお客様もいらっしゃいます。
そんなとき、建材の床なら張り替えるしかありませんが、無垢の床は表面を削ることで木の美しさがよみがえります。
今回は築10年を経た可児モデルハウスLITTLE KASHIMOで実施した床のサンダー掛け+塗装のの様子をご紹介。
無垢の木の家ならではのリニューアル方法をご覧ください。
無垢の床のサンダー掛け
では早速、実際の工事の様子を見ていきましょう。
まずは専用の機械で表面を削っていきます。
色が濃いところが削る前、白いところが削った後です。
10年でこんなにも深い色になっていたんですね~。
下の画像の通り、きれいに削れました。
が、画像の右半分はさらに白っぽいですよね。
これはここに家具を置いていた跡です。
表面を削っても、日焼けの跡はある程度残ってしまいます。

2階子ども室
塗装~リボスカルデット
削り終えたら塗装です。
使用するのはリボスカルデットという塗料。
刷毛と専用スポンジで塗っていきます。
全体を塗り終えました。

2階子ども室2
これでしばらく乾くのを待ちます。
天候によりますが、だいたい半日から24時間くらいあれば乾きます。
完成!ビフォーアフターを比較
どのくらい変わったか、ビフォーアフターを比較してみましょう。
左がビフォー、右がアフターです。
真ん中のツマミを動かすとそれぞれの画像を広げて見られます。


ずいぶん明るい色になりました!
と同時に浅い傷や汚れもなくなっています(画像ではちょっとわかりにくいですけど)。
こんなふうに床を張り替えなくてもきれいにできるのが無垢の木の家の特長で醍醐味でもあります。
今の家の床が無垢の木なら、こんな方法も検討してみてください。